【解説】
映画・ドラマにと、社会現象ともなった「いま、会いにゆきます」の市川拓司の小説
『恋愛寫眞 もうひとつの物語』が待望の映画化。
コンプレックス故に人の気持ちに鈍感になってしまい、
唯一写真が趣味という主人公・誠人(まこと)を演じるのは玉木宏。
誠人とただ一緒にいたいという想いでカメラを手にし、
共に写真を撮る事を幸せに感じる静流(しずる)役に宮アあおい。
「好きな人が好きな人を好きになりたい…」
それぞれの気持ちが交錯しあう切ない愛の物語です。
【ストーリー】
大学入学式の日、誠人は幼い容姿の個性的な女の子、静流と出会う。
コンプレックスを抱え、人と接する事が苦手な誠人。
しかし、彼女とは自然に打ち解けることができた。
そして静流も、誠人とただ一緒にいたいという一心でカメラを手にするようになる。
二人でキャンパス裏の森へ写真撮影に行く穏やかな日々が続く。
しかし、誠人は同級生のみゆきに片思いをしていた。
その事を知った静流は思う。
“誠人がみゆきを好きなら、私もみゆきを好きになりたい。
誠人の事が好きだから、誠人の全てを好きになりたい。”
そんなある日、静流はコンクールの写真用に
あの森で誠人とのキス写真が撮りたいと言いだす。
誠人は静流のために、森で二人にとって初めてのキスをした。
だが 、その日を境に静流は誠人の前から姿を消してしまう…。
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